トイレの敷材リフォーム~フローリング編~

*お知らせ*コラム*トイレリフォーム2016/12/23

リフォームをするなら便器だけではなく、床や壁も新しくして、居心地の良い空間になるようにしたいですよね。しかし、トイレは水やアンモニア、掃除用の強い酸性の洗剤が床に飛び散る過酷な環境にあるため、リビングや廊下に敷いているような普通のフローリングでは、数年も経たずにリフォームをしなければならなくなります。
そのような事を防ぐためにオススメのフローリングをお伝えします。
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まずは、フローリングの特徴です。先ほど、普通のフローリングではリフォームが必要になると記述しましたが、廊下や他の空間との調和のために、フローリングにしたい方も居られると思います。そのような方は、特殊な加工が施されているフローリングを選びましょう。最近のフローリングは、アンモニアや水に強い加工が施されている物が多いため、水とアンモニアに強い加工がされているフローリングがあるのです。しかし、表面がアンモニアに強くても、継ぎ目にアンモニアが染み込んでしまえば、臭いの原因となってしまいます。結合部に水が染み込まない構造や工夫をして、汚れと臭いを防ぎましょう。

次に、フローリングで気を付けてほしい事です。一般的なフローリングの耐用年数は約10年程度ですが、木材の性質によって異なります。フローリングを依頼した業者に耐用年数を確認しておくのが良いでしょう。

また、フローリングの見た目だけを取り入れたいのであれば、木目が付いたプラスチックボードがオススメです。木の粉を樹脂で固めているため、強度も耐久性も木製のフローリングよりも勝っています。プラスチックであるため傷がつきにくく、抗菌加工がされている物もあるため、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

フローリングにすると、他の空間との調和がとれて統一感があり、見た目も美しくまとまりますが、つなぎ目に水が染み込んだり臭いが付いたりと気を配るべきことが多くあります。ご家庭の生活スタイルに合った敷材を選びましょう。
次回はタイルについて紹介します。