リノベーションするときに断熱材は入れるべき?長野市の業者が解説

*お知らせ*コラム*性能向上リフォーム2019/1/20

「家をリノベーションしようと思っている。」
「せっかくならおしゃれなだけではなくて、暖かい家にしたい。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
リノベーションの際に断熱材を使用すれば、おしゃれ、かつ暖かくて快適な家にできます。
今回は、リノベーションで断熱材を設置したときの効果や費用についてご紹介します。
 

□断熱材を設置する効果とは

 
断熱材を設置すれば、室外の気温が家の中に影響されにくくなるので、家の中の温度が一定に保たれやすくなります。
寒い冬でも、暖房の暖かさを外に逃がさないので、いつでも暖かく過ごせるのです。
さらに断熱材を設置していれば、夏場も少しの冷房で涼しさが長持ちします。
最近は基準がしっかりとしているので、ほとんどの新築住宅では十分な量の断熱材が使用されています。
しかし、一昔前に建てられた住宅には、十分な量の断熱材が使用されていないケースが多々ありました。
そのため、リノベーションを考えているような築年数が経っている住宅には、断熱性が不足していて、冬は寒く夏は暑いというお悩みが頻発しています。
つまり、リノベーションを考えている住宅にこそ、断熱リフォームを取り入れる必要があるのです。
 

□断熱材を設置するのにかかる費用とは

 

*床下断熱の場合

「冬になると底冷えがひどい。」
「どんなに暖房を入れても、足下だけは暖かくならない!」
このように、お悩みの方もいらっしゃるのではありませんか?
それは、床下に断熱材が入っていないからかもしれません。
床材を剥がさずに床の下に断熱材を入れるだけの簡単なリフォームで、価格も約20万円と安めなので、冷たい床に悩まされている方はリノベーションと一緒に行うことをおすすめします。
 

*壁断熱の場合

壁に断熱材を入れるためには、3つの方法があります。
家の内側から壁の隙間に断熱材を詰める方法と、断熱効果のある外壁塗料を使用する方法、そして家の骨組みの外側を断熱材で覆う方法です。
内側から断熱材を詰める方法なら、80万円から170万円で施工できます。
塗装による断熱を行うなら、80万円から120万円で可能です。
外側から断熱材で家全体を覆う方法は高い断熱効果が期待できますが、350万円から500万円の費用が必要になります。
 

*費用を抑えるためにできること

できるだけ安く断熱リフォームの値段を抑えるためには、丁寧に施工を行ってくれるリフォーム業者に依頼することが大切です。
同じ断熱材を利用していても、施工の丁寧さによって断熱効果は大きく異なるからです。
断熱材を敷き詰める際に隙間ができてしまうと、その隙間から温度が逃げていってしまいます。
せっかく断熱リフォームを行っても効果が感じられず、追加で工事を行うことになっては費用がかさんでしまいます。
1回のリフォームで十分に効果を感じられるように、業者選びは慎重に行うようにしましょう。
 

□最後に

 
今回は、リノベーションで断熱材を設置したときの効果や費用についてご紹介しました。
リノベーションをするタイミングで断熱材を設置して、快適な生活を手に入れてみてはいかがでしょうか。