リフォームでは抜けない柱がある?上田市の方がご紹介します!

長野県にお住まいで、リフォームをご検討中の方に知っていただきたいのが住宅には抜けない柱が存在するという事実です。
今回はなぜ抜けない柱が存在するのか、リフォームの際にはどのように処理するのかを上田市のリフォーム会社が解説します。

□住宅には抜けない柱がある

新築時には見えなかったけれど、リフォームの際に壁を取り壊すことで抜けない柱が現れることがあります。
ここでは、2つの抜けない柱の例を紹介します。

まず1つ目は、梁を受けている柱です。
建物は荷重を支える柱と、揺れを支える梁が組み合わさってできています。
そのため、梁を受けている柱を取り除くと、建物の安定性が失われます。
梁を受けている柱は抜けません。

2つ目は、筋交いを受けている柱です。
筋交いは建物の構造の補強や耐震を目的として使用される補強材です。
建造物全体の安定性に影響を与えるので、筋交いを受けている柱を抜くことも、不可能です。

ここまで2つの抜けない柱を紹介しました。
これらの柱は周囲を補強することで例外的に抜くことも可能ですが、多くの場合は家具の一部として利用されます。

□抜けない柱があってもさまざまな工夫ができる

抜けない柱を利用することで、一味違った空間を演出できます。
ここでは、リフォームにおける抜けない柱の巧な使い方を紹介します。

まず柱の色を変えることが挙げられます。
家具のカラーに柱の色をそろえることでまとまりのある空間となります。
また、天井や壁と同じ色にして目立たない空間の仕切りとして活用できるでしょう。

抜けない柱を飾り棚として使用することも可能です。
本や観葉植物を飾るだけでなく、空間を緩やかに仕切る役割も期待できます。

抜けない柱をあえてそのままの状態で残すことも可能です。
かつてはそこに壁があったことを彷彿させます。
素材をそのまま生かした演出方法です。

また、ハンモックをかける柱として利用できます。
柱の存在が自然なものとなり、家族にくつろぎの空間を与えてくれます。

猫のためのキャットウォークにした例もあります。
柱の可能性を十分に生かしたリフォームです。

□まとめ

今回は、リフォームの際に明らかになる抜けない柱について解説しました。
建物の要である柱が、抜けない柱として壁を壊したときに現れることがあります。
抜けない柱は、さまざまな工夫を凝らして理想の空間演出のために利用できます。
リフォームをご検討中の方はぜひ参考にしてみてください。