【冷暖革命】寒さ対策リフォームのポイントとは?

「今の家は少し寒いからリフォームしたいな」、「断熱リフォームしたいけれど、費用や工期がわからない」と考える方も多いでしょう。
今回は、寒さ対策リフォームのポイントと、壁や屋根の断熱リフォームの費用と工期を紹介します。

□寒さ対策リフォームのポイントとは

寒さ対策で抑えるべきポイントは2つあります。

1つ目は、断熱、日射、気密の3つのアプローチです。

経済産業省資源エネルギー庁のホームページによると、住宅の室温を安定させるには、断熱、日射、気密の3つのアプローチが大事だと説明されています。

しかし、環境によっては日射に関してはどうにもならないことがあります。
そこで、断熱と気密に着目しましょう。
冷気の入りやすい窓や屋根をしっかり断熱し、中の空気が逃げないように気密化を行いましょう。

2つ目は、窓や屋根裏から温度の流出を抑えることです。

断熱方法の主なものとして、窓や屋根裏から暖かい空気が流出するのを抑えるリフォームがあります。
上記でも述べたように、これは家を暖かくするうえで大事なことです。

身近な方法としては、ガラスに断熱用のシールを貼る、断熱性のあるカーテンを使うなどがあります。

また、窓のサッシなどの隙間にテープを貼る方法もあります。
このような隙間はわずかでも家の中の空気を逃しますし、外の冷気を侵入させることになります。

□壁、屋根の断熱リフォームの費用と工期はどのくらい?

上記の方法を実践しても寒さが緩和されない場合、断熱リフォームを検討するでしょう。

壁と屋根の断熱リフォームを紹介します。
家の屋根からは5%、換気扇や外壁からは15%ほど空気が出入りしていると言われています。

壁や屋根の断熱リフォームの場合、内側に断熱材を入れる方法、外側から施工する方法があります。

内側ですと、家の中から骨組みの間に断熱材を敷き詰めます。
外側ですと、壁に断熱効果のある塗料を塗ったり、外から骨組みの間に断熱材を貼ったりします。

このように施工方法によって変わりますが、大まかに壁、屋根の断熱リフォームは1平方メートルあたり4000~30000円ほどかかります。
広さによって異なりますが、一戸建てでこれを行うと、300~500万円ほどかかることもあります。

工期は2週間~1か月ほどです。

□まとめ

寒さ対策のリフォームのポイントと壁、屋根のリフォーム費用と工期を紹介しました。
家が寒いのを我慢するのはつらいですよね。

断熱と気密をしっかり意識し、窓や屋根、壁のような外気の入りやすい場所を対策していきましょう。