エナジーベネフィットという従来の価値観「と」ノンエナジーべネフィットという新しい価値観を「プラス」

*お風呂リフォーム*その他リフォーム*その他水廻りリフォーム*キッチンリフォーム*コラム*スタッフ日常*トイレリフォーム*マンションリフォーム*リノベーション*性能向上リフォーム2024/4/21

みなさん、こんにちは
リフォーム事業部のいけだかです♪

春となり、毎年今年こそは「桜」を見に行こう。
と心に決めながら、全く見に行けておりません(泣)

そんな時に、
以前に雑誌で見た「十二分咲き」の記事を思い出し、
心に響く話だったので、皆さんに共有します。

十二分咲

十二分咲②

さてさて、ここから本題に入ります。
本日のテーマは、エナジーベネフィット、ノンエナジーベネフィットに触れていきます。
と、いきなり言われましても!という想像は出来ておりますので(笑)
先ずは、それぞれににどのような意味があるのかを説明していきます。

エナジーベネフィットとは?
行動や投資によって得られるエネルギー効率の向上やエネルギーの削減によって生じる利益を指します。
具体的には、エネルギーの使用量を減らすことでコストの削減や環境負荷の軽減が実現されます。
例えば、省エネルギー機器の導入や再生可能エネルギーの利用は、エネルギーベネフィットをもたらします。

身近なところでいけば、

・車をハイブリッド車にしたことで、月のガソリン代が下がり、CO2削減にも貢献している

・家庭菜園を行うようになり、普段スーパーで購入していた野菜を買わなくなり、食費が下がった。
 また、輸送エネルギーの削減にも貢献ている

等、他にも挙げだしたら切りがないほど、現代にはエナジーベネフィットが溢れていることが分かります。
※チャットGPTで検索してみてください!

それでは、ノンエナジーベネフィットはどうでしょうか?
「ノンエナジーベネフィット」という言葉は、直訳すると「非エネルギー利益」となります。
一般的には特定の活動や行動がエネルギーを消費せずにもたらす利益やメリットを指るとなります。
これは、環境への負荷を減らすだけでなく、経済的な節約や健康へのプラス面も含まれるということです。

???????????????????????????????????????????????

エナジーベネフィットの例を引用して、ノンエナジーベネフィットを考えてみましょう!

・通勤を車から自転車に変えたことによって、ガソリン代が無くなったことに加えて、
 運動不足の解消にもつながり、体力も上がってきている。
 また、電気やガソリンを使用しないことで気候変動への寄与などにも貢献している

・家庭菜園を行うようになり、普段スーパーで購入していた野菜を買わなくなった。
 また、様々な野菜の知識を得ることができたことによって、食や健康意識も変わり、
 多くの野菜を摂取することによって、生活習慣病予防へも繋がっている

等、少しの行動や投資を変えるだけでも物事は全く違った方向や見え方をするものです。

当然、全てのことに当てはまるわけではなく、日常の生活の中では様々なことが起こりますから、
正解や間違いがあるということではなく、生活を行う上で様々な制限や時間的な制限もあるはずです。
しかし、日常の中でも少しだけ視点を変え、行動を変えるだけで、全く違った表情が見えるということです。

最近では、住宅業界でも、このような考え方が定着しつつあります。
HEAT20(一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会)では、高断熱住宅の利点を、
エナジー・ベネフィットとノン・エナジー・ベネフィットという二つのカテゴリに分類しています。

先に挙げたように考えてみると、
住宅を高断熱化することによって、電気代・光熱費が減ったという考え方を、エナジーベネフィットとします。

それ以外のことをノンエナジーベネフィットと例えると、以前私がブログであげた内容になりますが、

https://www.sunpro-reform.jp/blog/38466.html

住宅を高断熱化することによって、健康(低温)被害が改善され、手足の冷えや肌のかゆみ、アレルギー等が改善した。
子供がカゼなどを引くことも減り、薬代や診察料も減った。などもノンエナジーベネフィットとなりそうです。

最近、以前にリフォームを行いましたお客様から、ノンエナジーベネフィットの考え方を体現されたお言葉をいただきました。
「今までは寒くてよく眠れず、朝も起きれなかったことがウソのように、最近はぐっすり眠れて、朝起きることが楽しみになった。
 ビックリしたのは、血圧の薬をいくつか飲んでいたのに、今はその薬が一つ減ったの。」と言われ、大変嬉しくなりました。

これも、ノンエナジーベネフィットと恩恵だと考えています。

もしかしたら、エナジーベネフィットという従来あった考え方だけではなく、ノンエナジーベネフィットの考え方を取り入れることで、
住宅以外に関わっている費用や利益がたくさんあり、その利益はとても大事なこと。

だったりするのかもしれません。

私もまだまだ勉強中ではあるものの、これからの時代はエナジーベネフィットとノンエナジーベネフィットの見える化をしていくことで、
住生活から発信できることはもっともっと価値の高いものになっていくのではないか?

そう考えさせられる、テーマとなりました。それでは、また次回♪

環境省のホームページ エナジーベネフィットとノンエナジーベネフィット
「https://www.env.go.jp/earth/ondanka/lifestyleinnovation/about.html」
環境行動