安曇野市の業者が解説!リフォームでもらえる補助金とは?

*お知らせ*その他リフォーム*コラム2020/6/1

リフォームをしたいけど、費用が高額だからとリフォームを躊躇してしまっている方はいませんか。
しかし、実はリフォームには様々な補助金が用意されています。
今回は安曇野にお住まいの方に必見、知らないと損をする補助金情報をお伝えします。
使える補助金は使い倒すことをおすすめします。

□そもそもなぜ個人宅のリフォームに補助金がでるのか?

公共施設の建物であれば補助金がでるのも当たり前かもしれませんが、個人宅にも補助金があることを不思議に思う方も多いかもしれません。
個人宅にも補助金がでるのは国の政策として一定の基準を設けて建物の品質を均一に保ちたいと考えています。
災害が多いこの国において建物の品質基準は年を追うごとに厳しくなっています。
そのため、どうしても基準を満たしていない建物が残ってしまいます。
そこで、国は既存の建物については一定の品質基準をクリアするリフォームを行う際に、その費用の一部を援助して国全体の建物の品質を上げることを決めました。
我々としても長く快適に家に住みたいので、補助がでるならとリフォームをする人が増えます。

□補助金がでるリフォームを紹介します

主に「耐震」「断熱・省エネルギー」「バリアフリー」に関わるリフォームに補助金がでます。
それぞれの補助金の特徴を見ていきましょう。

*耐震

日本は地震大国です。
ここ数十年大規模な震災が発生するごとに建物の耐震基準が改定されています。
震災で被害を受ける建物は古い住宅が多く、そのような建物の耐震性を高めてより災害に強い国づくりを進めていこうと補助金がでています。

多くの「都道府県・市区町村」が、耐震工事に対する支援制度を設けています。
国土交通省の調査によると、9割近くの自治体が耐震リフォームに対する補助制度を整備しています。
国の補助金や税制優遇とも併用しやすいので、一度お住まいの自治体に問い合わせてみるとよいでしょう。

また、耐震改修でも、所得税の控除や固定資産税の減税措置を受けられます。
所得税の控除額は最大25万円で「自ら居住する住宅」かつ、昭和56年5月31日以前に建てられた住宅が対象です。

*断熱・省エネルギー

もともと日本の断熱基準は世界と比べて低かったために、古い住宅には断熱材が入っていない場合があります。
さらに最近は建物の断熱性を高めることにより、空調の効率化だけでなく、我々の健康にも良い影響があることがわかってきました。
また、二酸化炭素排出削減など、環境意識の高まりと高齢者の健康維持の視点から、建物の断熱化による省エネルギーと、太陽光発電や蓄電池などを導入するリフォームが推進されています。

断熱リフォームへの補助金制度を実施している自治体も多く存在します。
例えば、既に募集は終了してしまいましたが、神奈川県では高断熱外皮の設置工事に上限10万円まで補助金を交付していました。

*バリアフリー

介護保険による補助金制度で、「バリアフリーリフォーム補助金」とも呼びます。
対象は介護認定されている方で、本人が住んでいる住宅を工事する場合となっています。
リフォームにかかる費用のうち20万円を上限として、工事費の9割が介護保険から支給されますので、最大で18万円の補助が受けられます。
また、老後のための住まいを購入する方や、高齢の方と同居を考えている方などは、あらかじめバリアフリー化リフォームを行うのもいいかもしれません。
耐震工事と同じく、バリアフリー化リフォームにも補助を実施している自治体はたくさんあります。
事業は地域によって異なるので、対象になる工事や補助額は役場に問い合わせることをおすすめします。

□まとめ

今回はリフォームに使える補助金について解説しました。
考えているリフォームに合わせて最適な補助金を見つけてぜひ利用しましょう。