建築好き必見 ~映画の紹介~

*コラム2023/7/20

こんにちは。
設計の長谷川です。

ここ最近の暑さですでに夏バテ状態ですが、
休日はエアコンの効いた部屋で映画を見ながら過ごしてみてはいかがでしょう。
そこで今回は、建築好きには堪らない映画をいくつかご紹介します。

①『コロンバス』
建築愛にあふれたこの映画の舞台は、アメリカ・インディアナ州の地方都市・コロンバス。
アメリカの田舎町コロンバスは、実は、エーロ・サーリネン父子をはじめ、
ジェームス・ポルシェック、I・M・ペイ、デボラ・バークら、ミッドセンチュリーから現代に至る、アメリカを代表する建築家が手がけた建築物と、屋外アートが70カ所もある、全米でも有数の「建築とアートの街」。そんなコロンバスの街と名建築群を背景に繰り広げられるヒューマンドラマです。
 【公式サイト】:https://columbus.net-broadway.com/

②『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』
建築好きならご存じの方も多いと思いますが、南仏カップ・マルタンにあるル・コルビュジエの休暇小屋〈キャバノン〉。そのすぐ近くにある〈E. 1027〉もル・コルビュジエの設計とされてきましたが、でも、この家の本当の設計者はアイリーン・グレイという女性デザイナー。コルビュジエが最も嫉妬した建築家の一人です。そんな彼女の最高傑作と目されるこの別荘を舞台に繰り広げられる。クリエイター同士の愛憎渦巻く人間ドラマなんです。
 【公式サイト】:http://www.transformer.co.jp/m/lecorbusier.eileen/

③『人生フルーツ』
アントニン・レーモンドや坂倉準三の元で建築を学び、〈阿佐ヶ谷住宅〉や〈多摩平団地〉をはじめ、数々の名作団地を設計した建築家の津端修一さん。その集大成ともいえるのが、妻の英子さんと育んだキッチンガーデンに囲まれた自邸です。二人の暮らしを追ったドキュメンタリーは、人生の豊かさとは何かを伝えてくれます。
 【公式サイト】:https://life-is-fruity.com/

建築をテーマに、優しい気持ちになったり、切なくなったりと、色々考えさせられます。
では今回はこのあたりで。
皆さん、夏バテ対策をして猛暑を乗り切ってください。