二世帯住宅にも種類がある!? part1 完全同居型編

*お知らせ*お風呂リフォーム*その他リフォーム*その他水廻りリフォーム*キッチンリフォーム*コラム*トイレリフォーム*マンションリフォーム*リノベーション*増築・減築リフォーム*屋根・外壁リフォーム*性能向上リフォーム2017/6/21

「そろそろ、おじいちゃん、おばあちゃんとも一緒に住もうかなぁ」
子育てや、介護のしやすさが目的で、二世帯住宅に住むことを検討中の家庭も、数多くあると思います。
そこで、今持っている家を、リフォームしようと考えた時、3種類から、二世帯住宅を選ぶことになります。
それは、完全同居型、部分共用型、完全分離型の3つです。
今回から3回にわたって、それぞれの特徴を述べていきたいと思います。
今回は完全同居型です。

完全同居型というのは、寝室以外の部屋を、共同で使うタイプの二世帯住宅です。具体的には、「リビング」「ダイニング」「キッチン」「浴室」などを共用部とするのです。
以下、完全同居型のメリットとデメリットについて述べたいと思います。

完全同居型のメリットとして、まず、大家族でにぎやかな雰囲気を楽しめることがあげられます。リビングのスペースを広く確保することによって、家族団らんの時間が、大人数で楽しい時間になります。また、誰かがリビングにいることが多いので、家族内の会話の頻度が多くなり、心も豊かになることでしょう

また、共有部分が多いため建築費、改築費を安く抑えられるというメリットもあります。電気代、水道代も少なくすみます。住居にかかるお金は、できるだけ抑えたいですよね。

 

次に、完全同居型のデメリットを述べたいと思います。

デメリットとしては、まず、共用部の使用が被ったときに、不便を感じることがあるということです。風呂の時間がみんな被ってしまうと、好きな時にお風呂に入れずにストレスを感じてしまうことがあります。
キッチンも、毎回、食事を一緒にとるならいいですが、別々に食べ、別々に作るとなると、使いたい時間が被ってしまうことがあります。
そんな時の対処法として、サブキッチンやシャワールームを設置すると良いでしょう。

 

また、荷物の量が増えるため、物が混同してしまい、探し物が見つからないといったトラブルが、起きることもあります。

そのため、それぞれが、広めの収納スペースを確保することが必要になります。

いかがでしたでしょうか。
完全同居型は家族間の距離が近いことによる、メリット、デメリットが多いです。
家族内のルール設定が重要になってきそうですね。

次回は部分共用型の二世帯住宅について、説明していきたいと思います。