お風呂の介護リフォームで考えておきたいこと その2

*お知らせ*お風呂リフォーム*コラム2016/11/23

ご家族の方の介護が必要になると、介護を少しでも楽なものにするために、できるだけ家の中にリフォームを施した方が良いでしょう。
しかし、リフォームのために押さえておきたいポイントを知らずにリフォームをしてしまうと、後から思わぬ後悔をしかねません。

今回も、前回に引き続きお風呂の介護リフォームで考えていただきたいことについてお話ししていきたいと思います。

3.お風呂そのものの面積を広げる
可能な場合の話ですが、従来のお風呂場が狭い場合は特に、お風呂場そのものの面積を広げることを考えましょう。
浴室の大きさは家によってそれぞれですが、だいたい畳2畳分が目安になっていますよね。
ただ、これが入浴のために介護者がつきそうことになった場合は、浴槽の大きさなどで面積を広げた方が良い場合があります。
具体的なスペースの面積は介護のレベルにもよりますが、洗い場の奥行きは160cm以上、幅は80cm以上あれば福祉用具の使用が可能に、120cm以上あれば横からの介助がしやすくなるなどの基準がありますね。
お風呂場の面積を広げるということは簡単ではありませんが、もし内開き戸を設置している場合は、折り戸を採用するという手がありますよ。

4.細やかな気づかいを忘れない
腰をかけて入れる浴槽に改装したり、浴室の中や外の動線の横の壁に手すりを設置したり、浴室だけに限った話ではありませんが、細やかな気づかいを忘れないようにしたいですね。
とは言っても、福祉用具の数も多いですし、介護をこれから始めるという方にとってはわからないことばかりでしょう。
ご家族の方を介護するときに気をつけたいことにどういったことがあるのか、ご要望をお伝えいただければ、そのご要望に応える提案をさせていただきます。

いかがでしたか?
介護は毎日続くもので、大きなストレスにしないためにも、できるだけ楽にできる環境づくりが重要です。
なにかお悩みのことがあれば、ぜひ一度お話しくださいね。