クラシックな休日

*スタッフ日常2018/6/29

先日、長野市内を散策していると・・・。
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この写真、市街地の真ん中に鎮座するお稲荷さんですが、
本殿の覆い屋の屋根を樹木が貫通していました。
枝葉はすっかり落され、なかを覗いてみるとすでに枯死しているような印象。
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ご神木だったのでしょうか。屋根をくり抜いてでも残さなくてはという思いが
氏子さんにあったのかもしれませんが・・・。
 
こういう場所にばったり遭遇するのも、また街歩きのひとつの楽しみではあるものの、
枯れ木の状況を見るにつけ物悲しさも感じてしまう、
リフォーム設計担当の高松です、こんにちは。
 
さて、冒頭からまたまた街歩きネタに走ってしまいましたが、
今日の本題はめずらしく音楽について。
つい数日前、クラシック音楽のコンサートに行ってきました。
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長野市民芸術館で催された、ベルリン交響楽団の演奏会です。
(上記のお稲荷さんはこの芸術館のすぐ傍にあるお宮です。)
 
熱心な、というほどではないですが、クラシック音楽はけっこう好きで、
家でもときおりBGMとしてCDを流したりもしています。
なかなかライブで鑑賞することがなく、今回は本当に久しぶりの機会でした。
信州に居るとそもそもコンサートの数自体も少ないですし、
人気の楽団や奏者だと早々にチケットがはけてしまうので、
基本的にチケット確保に躍起になるほどでもない性分もあって
いつもチケット購入は発売開始からけっこう月日が過ぎてから。
その段階でよい席が残っていれば聴きに行こうかなというレベルですが、
なんにしてもライブでの演奏はやはりいいものですね♪
 
今回のベルリン交響楽団は曲目のなかにベートーベンの交響曲第7番があり、
けっこう好きな曲だったので、これはぜひという思いで“チケット〇あ”にて検索。
4列目の真ん中が幸運にも空いていてので購入して鑑賞してきた次第です。
 
ちなみに会場となった長野市芸術館は2年前に開館したばかりの新しい劇場。
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竣工の頃には2階席の見切れ問題などで話題となりましたが、
内部のデザインは木質のすっきりシンプルな構成で、
座席もゆったりしていて座り居心地はよかったです。
そんな劇場で迫力あるシンフォニーを聴ける非日常の楽しみが
日常の生活のリフレッシュになり、また頑張ろうという気持ちになります。
 
まち歩きも楽しんで続けるのと同時に、ときには少し立ち止まり、
静かな空間で魅力あふれる音楽に身をゆだねるのもいいものですね。
 
私たちの携わる住まいづくりでも、クラシックに限らず音楽に囲まれた生活を
望まれるお施主様がたくさんいらっしゃいます。
工事ではオーディオの設置や配線計画など、みなさん音響を考えてこだわる部分も多いので、
私自身もまたこうして音楽に触れる機会を持ちつつ、
さまざまな音響リクエストに応えられるような感性を磨いてゆきたいと思います。